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チェルノブイリ原発事故について


2006年4月、チェルノブイリ原発事故20周年シンポジウム開催にむけて(2006/04/16開催,東京・国立オリンピック記念青少年総合センター)




チェルノブイリ原発事故は1986年4月26日にウクライナ共和国(当時はソビエト連邦ウクライナ共和国)のチェルノブイリ原子力発電所の4号炉で起きました。



この4号炉はRBMK(黒鉛減速軽水冷却沸騰水型)と呼ばれ、その炉の定期検査で出力を停止する途中に実験が行われていたときに爆発事故が起こりました。
大きな爆発が起きて原子炉は崩壊しました。そして核燃料は木っ端微塵になって吹き上げられました。


そのときに放出した放射能は遠方の国々まで届き、チェルノブイリ原発の周辺は30キロメートルにも渡って住むことができなくなり、約14万人が非難しました。






今でもチェルノブイリ周辺に住んでいる方が多くいます。

過去の悲惨な事故は二度と清算することはできないのです。一生、心、身体に深い傷を負って生きていかなくてはならいのです。