7月10日講義分

紫外線吸収剤について

紫外線吸収剤は日焼け止めの中にはいっています。

日焼け止めには、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤が使われています。紫外線吸収剤とは、ベンゼン環を持つ有機化合物です。紫外線を受けると分子が振動して、紫外線のエネルギーを熱に変えて放出します。



紫外線吸収剤は化学的に紫外線を遮断することです。そして、紫外線を吸収する。その結果、分子構造がすこしかわって、紫外線を熱エネルギーに変えて放出し、元の形に戻ってまた紫外線を吸収し、というプロセスを繰り返します。

紫外線吸収剤の欠点

ほとんどが有機物であるので、人によってはアレルギー反応を起こす場合があるそうです。また、分解された状態の紫外線吸収剤は、非常に反応性が高く、肌にとってまったくよくない物質になってしまうことが多いのが難点です。